診療案内
一人一人に合わせたオーダーメイド診療を21時まで行っています
診療内容
しみず胃腸内科21は多忙な皆様のお役に立つ為に、夜間21時まで診察しております。
内科のご相談はもちろん、胃腸や肝臓の調子のすぐれない方、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を初めてうけたいと思っている方
のお話しをよく聞いて、一人一人の患者様に親身に対応して診療をこころがけています。
経鼻内視鏡検査
- 経鼻内視鏡とは
- 従来の口からの内視鏡(胃カメラ)検査では舌の根元にスコープがあたると「オエッ」という咽頭反射をひきおこします。
経鼻内視鏡のスコープは直径が5mm強と細く、鼻を通って喉にすぐおちるため咽頭反射が少ない検査が可能です。
口からの内視鏡検査がつらくて受けられない方に適した検査方法です。
- 経鼻内視鏡のメリット
- 適応する症状
- 胃の調子が悪い、胃が痛い、胸焼けがある、食欲がないなど。
- 注意点
- 鼻道が狭い、アレルギー性鼻炎の方、鼻出血の多い方には経鼻内視鏡検査が行えない場合もあります。
大腸カメラ/大腸内視鏡検査
- 対象
- 近年日本人の大腸癌は増加、若年化している傾向があります。
大腸癌は大腸ポリープが大きくなって、癌に変化していくことがわかっています。
早期に大腸ポリープを発見することで、大腸癌を予防できます。
よって癌年齢になる前の30歳~40歳台の間に一度は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をうけるべきだと考えています。
- 検査
- 前処置として腸を洗浄する下剤を4時間前から飲んでいただいて、腸の中がきれいになってから検査を行います。
検査時間は20~30分程度です。
鎮静剤の注射を使用することによって意識を落とした状態で検査が行うことができ、挿入時の痛みや苦痛がやわらげられます。
カメラを大腸の奥まで挿入した後、腸の中を空気で膨らませてカメラを抜きながら観察をしていきます。
途中でポリープや腫瘍などが見つかった場合は位置、大きさ、形状を確認して精密検査(組織検査)を行っていきます。
- 治療
- 内視鏡を用いたポリープ切除術は、患者様の基礎疾患、ポリープの大きさ、形状などを確認した上で日帰り手術にて行なっています。外来診察の際にご確認ください。
鎮静剤を使用した内視鏡検査
- 鎮静剤を使用した胃カメラ検査とは
- 以前に胃カメラ検査がつらかった方、初めて検査をうけられる方で不安な方は鎮静剤を使用した胃カメラ検査が最適です。
カメラが口に挿入されたときの異物感、咽頭反射(「オエー」となる嗚咽)の強さには個人差があります。
特に検査が初めてで不安が強い方では咽頭反射がさらに強くなり、とてもつらい検査になります。
鎮静剤を使用した胃カメラ検査では、検査中は一時的に眠ったような状態になり、異物感、咽頭反射をあまり感じない間に検査が終了し、患者さまは比較的楽に検査がうけられます。
- 鎮静剤を使用した大腸カメラ検査とは
- 大腸カメラ検査ではスコープが腸の中に入っていきます。この際、腸が引き伸ばされるときに痛みを感じる方がいらっしゃいます。腸が長い便秘症の患者さま、過去におなかの手術を経験されている患者さま、憩室がたくさんある患者さまなどは、痛みを強く感じます。この挿入の際の痛みを緩和するため、鎮静剤を使用しながら検査を行うことによって比較的楽に検査がうけられます。
- 治療方法
- 鎮静剤を使用した後はすぐに効きはじめ、30分程度で効果が薄れてきますので、その間に検査を行います。
検査の間は看護師がやさしく声をかけながら介助をしていきます。
検査時間は胃カメラ検査が10分~15分、大腸カメラ検査は20~30分程度で終了します。
- 注意点
- 鎮静剤は年齢や体重などを考慮しながら気をつけて使用しています。
鎮静剤の効果が薄れても車の運転には支障をきたす場合がありますので、
検査に来院する場合は車を運転して帰ることは控えていただいています。
また当日の飲酒も控えていただいています。
ピロリ菌
- 症状
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- ・胃・十二指腸潰瘍がよく再発する、治りにくい。
- ・いつも胃が痛い、もたれる、調子が悪い。
- ・健康診断で慢性胃炎や萎縮性胃炎と診断された。
- ピロリ菌とは
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「強い酸の中でも生きられる菌」
幼少の頃に感染し、その後ずっと「胃の中」に住みついています。
感染は井戸水(上下水道が不十分) を介して口から感染するといわれており、
60歳以上の方では約70%の割合でピロリ菌が陽性であるといわれています。
若い方にも幼少時に母親から母子感染していることがあるためピロリ菌が陽性になる方がいます。
- 検査の方法
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- ・内視鏡を用いた方法
- ・血液検査を用いた方法
- ・薬を飲んで息を調べる方法(呼気テスト)
- ・便を調べる方法
- 治療方法(副作用、メリット)
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- ・1週間、3種類(抗生物質2種類+抗潰瘍剤2種類)の薬を毎日飲んで治療します。
- ・副作用としては下痢、味覚異常、肝機能障害、じんましんなど。
- ・メリットはきちんと薬をのめば一次除菌では約70~80%、二次除菌まで行うと約90%の確率で除菌されます。
- 一度除菌されれば、生涯、胃・十二指腸潰瘍が再発する可能性は低くなります。また将来的に胃癌が発生するリスクを減らすことができます。
- 治療後のピロリ菌の確認方法
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- ・治療後1ヶ月以上たってから再度ピロリ菌の検査(呼気テスト、便検査)を行って判定します。
再度陽性の場合は2次除菌を行います。(保険診療) - ・2次除菌でも陰性にならない場合は3次除菌を自費診療で行っています。
- ・治療後1ヶ月以上たってから再度ピロリ菌の検査(呼気テスト、便検査)を行って判定します。
- 治療の際の注意点
- ・治療を保険診療で行なう場合は、内視鏡検査で胃・十二指腸潰瘍または慢性胃炎(萎縮性胃炎)の診断が必要となります。
肝臓外来
- 対象
- C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスによる慢性肝炎、肝硬変の患者さま。
- 検査
- 肝炎ウイルスによる慢性肝炎、肝硬変の患者さまに対しては定期的な腹部エコー検査を行ない肝硬変の程度や肝腫瘍の有無を確認していきます。
メタボリック症候群に伴う脂肪肝の患者さまやNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の患者さまに対しては定期的な採血検査による肝機能障害をチェックし、生活指導などを行っていきます。
- 治療
- 肝炎ウイルスに対しては近隣の総合病院と連携して適切な方法で治療を検討してから外来で行っています。
メタボリック症候群 生活習慣病
- 対象
- 沖縄で急増している糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、肥満の生活習慣病をいくつか保有するメタボリック症候群の患者さま。
- 検査
- メタボリック症候群の患者さまに対しては血糖値、悪玉コレステロール値、中性脂肪値、尿酸値などの定期的な採血検査を計画的に行っていきます。
- 治療
- 糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、肥満に対する生活指導・食事指導などを行っていきます。
にんにく注射
- こんなかたに
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- ・疲労がたまりながらでも、大事な仕事が休めないかた
- ・スポーツによる疲労がたまっていて、早く回復したいかた
- ・体力が弱くて、風邪をひきやすいかた
- ・夏ばてなどによって体力が減退しているかた
- ・育児・家事が忙しくて休養がとれないかた
- にんにく注射とは
- 「にんにく注射」は、ニンニクに含まれるビタミン成分ビタミンB1(チアミン) とよく似た構造をもつ
合成ビタミンB1誘導体(フルスルチアミン)が主成分です。
ビタミンB1は、食事で摂取した糖質が体の細胞の中でエネルギーを作りだす化学反応に欠かせず、
筋肉に溜まった疲労のもとになる乳酸という物質を取り除くために役立ちます。
ビタミンB1が不足すると、全身倦怠感、眼精疲労、筋肉痛、神経痛などのさまざまな症状が出ることがあります。
このビタミンB1を注射するとほぼ同時に鼻や喉の奥からにんにくのニオイがすることから「にんにく注射」という名前で知られています。
- にんにく注射料金表
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名称 内容 料金(税別) にんにく注射 通常の注射タイプ 1,000円 にんにくスペシャル ビタミンB1にビタミンCを追加して点滴をしたい方 1,500円 にんにくスポーツ ビタミンB1に総合ビタミン剤を追加して点滴したい方 2,000円